幻のミュージカル『Sideways the Musical』、2026年7月浅草九劇にてコンサートバージョンで公演決定

 ミュージカル『Sideways the Musical』が、2026年7月に浅草九劇にて上演されることが発表された。

 同作は、アカデミー賞受賞映画の原作として知られるレックス・ピケットの小説『Sideways』をもとに制作されたミュージカル作品。売れない作家マイルズと落ちぶれた俳優ジャックが、ワインの名産地を巡る旅の中で自身の人生と向き合う姿を描いた、ユーモアと苦味に彩られた大人のためのロードストーリー。

 原作小説の作者レックス・ピケット自身が脚本を執筆して、作詞にも関わり、2020年にアメリカで予定されていた初演が、コロナ禍で中止。オリジナルキャスト版のCDが存在する幻のミュージカルが、時を経て日本で上演される貴重な機会となる。

 演出・翻訳・訳詞を手がけるのは中原和樹。2025年3月浅草九劇にて、日本未上演ミュージカル『TARRYTOWN』のロングラン公演を実現し、高い評価を得た。本作はその流れを汲むプロジェクト第2弾となり、日本ではまだ触れる機会の少ない、海外で創作されたコンパクトな少人数ミュージカルの魅力を届ける試みとなる。

 出演には山田元、長谷川開、水野貴以、AKANE LIV ほか実力派キャストが名を連ねている。

 今回の上演は、ピアノとパーカッションによる編成で行うコンサート形式。楽曲を中心に、短いユーモラスなナレーションと台詞を織り交ぜることで、まるで熟成したワインのように、魅力が凝縮された作品であるとともに、小規模編成でありながら、人間味溢れるドラマ性と、海外の文化をダイレクトに味わえる音楽の魅力を体感できる上演となる。

■演出・翻訳・訳詞:中原和樹 コメント
TARRYTOWNに引き続き、私自身が発見した良質な海外ミュージカルを上演する試みです。毎年多くのオリジナルミュージカルが創作される文化的土壌の中で、海外でも話題にならず、人に知られていない良作は沢山あるように思います。そんな作品を日本でも鑑賞できる機会が増えていけば、日本のミュージカルの幅が広がり、クリエイションの豊かさ、そして文化としての豊かさに繋がると信じています。「Sideways the Musical」は、中年に差し掛かった男性が自分の人生を見つめ直し、再び他人とまっすぐに向き合うことを学ぶ、再生の物語です。人間臭く魅力的なキャラクターと、舞台となるアメリカ・サンタイネズバレーの大地と風景を現前させてくれるような楽曲たちが、人生の難しさと同時に「寄り道すること」の面白さと愛しさを私たちに伝えてくれます。爽やかな旅の体験から始まり、ワインの香りと大地の匂いに導かれ、誘惑と堕落に身を委ね、生きていくことの苦みを味わう、まるでデコボコ道のような作品です。ぜひご覧ください。

<公演概要>
■出演者
山田元
長谷川開
水野貴以
AKANE LIV
湊陽奈
杉浦奎介
樋口祥久

■演奏
横内日菜子 :ピアノ
則包桜   :パーカッション

■公演日程
2026年7月23日(木)~26日(日)
全6公演
 23日(木)19:00
 24日(金)15:00
 25日(土)14:00 / 18:00
 26日(日)12:00 / 16:00

■会場
浅草九劇 (東京都台東区浅草2-16-2浅草九倶楽部2階)
HP

■スタッフ 翻訳・訳詞・演出:中原和樹
音楽監督/ピアノ:横内日菜子
歌唱指導:山野靖博
演出助手:中野真由子

■公式SNS
X:https://x.com/ChievesMis45990
Instagram:https://www.instagram.com/sideways_mcs/