「CRAYONS」、卒業ライブの2部を盛大に開催。大きな声援に包まれて、現体制でのラストステージを完遂した

「CRAYONS」、卒業ライブの2部を盛大に開催。大きな声援に包まれて、現体制でのラストステージを完遂した

 アイドルグループCRAYONS(クレヨンズ)の現メンバー4名の卒業ライブとなる「CRAYONS 卒業公演~みんなありがとう!~」が12月13日(日)、代々木 山野ホールで2部構成にて行なわれた。1部は既報の通り、カバー曲をメインとした構成で、本2部「~The Last Waltz」についてはソロ曲を含め、(現メンバーによる)最後のクレヨンズを楽しむための趣向が、存分に凝らされた構成となっていた。

1部の模様はコチラ
https://www.media-iz.com/?p=3270

 恒例の新SEにのって颯爽と登場してくる4人。この姿を見るのもこれが最後なのかという深い感慨が、会場に集まった多くのファンの胸に浮かんできたであろうと思わせるに充分なカッコよさ。立ち居姿だけで、ここまでの感動を与えるグループもそれほどは多くないだろう。オープニング曲は、こちらも恒例と言える「We are CRAYONS」。冒頭からクレヨンズらしい賑やかさ全開のステージとなっていた。

 それを受けての第一ブロックは、珍しいことにMCをはさまず一気に5曲を披露。「My favorite girl」「君と」「かくれんぼ」「with you」と、どちらかと言えばバラード調の曲が集められており、4人の斉唱の美しさ、中村のソロパートの神々しい歌声が楽しめる趣向となっていた。

 MCパートでは、クレヨンズと対バンを繰り広げたファミリーとも言える各グループ(百鬼乙女やレプスルプスなど)からのビデオメッセージが届けられた(以後、MCパートごとに続く)。

 それを受けてのセカンドブロックは、メンバーのソロパートだ。年初のワンマンか各自の生誕以来かもというドレスアップした衣装で登場し、それぞれのソロ曲を歌唱していた。トップバッターは珍しくも小林が務め(緊張した、と曲間で吐露)、ステージを真っ赤に染め「自己啓発的シャングリラ」を披露。以後、奥野「すき。」、恵比原「Clone」、中村「あなたのお姫様」と続き、ステージに美しい花を咲かせていた。中でも中村のアカペラパートは素晴らしかった。

 合間のMCパートでは、ビデオメッセージのパート2。ここではステージを繰り広げた箱=浅草橋マンホールや大塚Deepaなどのスタッフなど、クレヨンズ関係者からの温かいメッセージが届けられた。ここで早くも、各メンバーからこれまでの活動を振り返ったコメントが発せられた。

 小6(チビノニ)からアイドル活動をしてきた小林は、「アイドルってすごいなって改めて感じました。ファン、運営、家族などなど、とても恵まれた環境で活動することができて、いますごく幸せって胸を張って言えます。これまでありがとうございました」。

 奥野は「(正規メンバーとして活動した)一年は、自分にとってあっという間だったなって思います。入る前からグループを見てきて、入りたいなという気持ちが大きくなってきた時に姉が卒業して。同時に加入が決まって。嬉しい気持ちと、みんなに追いつけるかなという不安な想いもあったけど、メンバーは温かく迎え入れてくれました。すごく嬉しかったです。それから一年、今日卒業を迎えますが、この4人で最後までやってこられて、嬉しかったです。ありがとうございました」。

 中村は、「いろんな感情が入り乱れて言葉が出てきません……。けど、人生の中でかけがえのない時間を過ごせたことを、とても嬉しく思っています。しんみりしちゃうけど、今日は最後まで楽しんでほしいです」。

 恵比原は「7年間のアイドル人生が、今日で終わってしまうのは、少し寂しい気持ちになります。いろんなことがありましたけど、アイドルって楽しいな、素敵だなって思えたのは、応援してくれるファンのみなさんのおかげでした。ここまで続けてきてよかったなって思います。ありがとうございました」、とメンバーそれぞれ、今日を迎える、迎えた気持ちを語ってくれた。

 とここで、次のパートへ行くためのコール&レスポンスを行なうのだが、定番のグダグダ加減。まあいつも通りのクレヨンズであった(小林が奮闘…そしてプチギレ・笑)。

 本編プレラストブロックは、テンポ感のある曲を集めて、ダークな曲調から陽曲へと進んでいく珍しい構成。「Lost Love」をしっとりと歌いこなし、以後、「Scan me!」「force force」と段々と賑やかになっていき、「びょんびょんBeyond!」で大きくかちあげ、「Vault」で弾けたあとは「夏恋」(冒頭の寸劇は最後までグダグダだったのだが……)で爽やかに締め。

 今回のライブでは、1部の稿でも記したように、会場やスタッフ、運営の協力もあって、コロナ禍においても声援・応援が可能なものになっており、このブロックでは3月の定期以来とも言えるような大きな声援が会場から巻き起こり、まさにステージ上のメンバーと会場のファンが一体になって、温かな雰囲気を醸成していた。

 いよいよ迎えた本編ラストブロックでは、サイリウムを使う曲が用意された。タイトル名の割には盛り上がり曲である「逡巡のエモーション」では、メンバーのきれいな斉唱が美しく咲き誇るサイリウムの灯りの中で堪能でき、「Brand New Dream」では恵比原、中村のリードボイスもさらに透明感が増し、それを受けてか会場の声援も一段と大きくなり、大きな笑顔の中で本編の終幕を迎えた。

 すかさず巻き起こる大きな大きなアンコールの大合唱。コロナ禍にあって、これだけのコールを送れる幸せを、会場に集まったファンは感じていたのかもしれない(ライブ終了後2週間と少しを経た現在、ライブ参加者において感染者は発生していない。関係者の尽力のおかげだろう)。

 ここでは爽やかなアップテンポの盛り上げ曲が用意され(意外と曲数が多かった)、「Shiny Dream」「スタートラインズ」「決戦前夜」ときて、ラストは定番中の定番曲でもある「片想い」で締め。中でも「決戦前夜」はコロナ禍での復活ライブ以降に披露され、数えるほどしか歌唱されてこなかったと記憶しているが、歌声もダンスもそのパフォーマンスは最高潮と思える出来栄えとなっており、よくぞここまでと感嘆するほどの完成度を誇っていた。また、現メンバーで最後に歌唱された「片想い」の中村のリードも美しく、澄み切った神々しいほどの歌声が会場を満たしていた。

 ちなみに、途中挟まれた最後のMCパートでは、メンバーの家族からのボイスメッセージが披露された。小林の両親は二人揃って(親バカと言いながら嬉しそうな表情のちやみ)、中村は父親が娘をいじるような内容で、娘らの門出を祝って(?)いた。

 これでメンバーの活動は終了。現在は、新メンバーの募集中であり(12/31締切)、時期は未定ながら新体制が確定次第、新生CRAYONSが始まる予定だ。ちなみに、12/31締切で、メンバーソロ曲を収録した特製CD「Alter Ego」(1600円)、2020年1月に大塚Deepaで開催されたワンマンのDVD「2020 12th January」(4500円)を販売中だ。

CRAYONS公式サイト https://www.crayons1225.com/
CRAYONSツイッター https://twitter.com/CRAYONS1225
恵比原愛莉 https://twitter.com/airi_2084
中村千紗 https://twitter.com/Chisa_0219
小林千耶美 https://twitter.com/chiya0510
奥野未悠 https://twitter.com/miyuu_okuno_211
(※奥野を除く個人のアカウントは、12月31日まで有効)

2020年1月のワンマンの模様はコチラ
https://idolslove.wixsite.com/idollove/post/crayons-200111

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