「SHILoN」、マルチに活躍する才人が、渋谷クラブクアトロでデビューワンマンライヴを開催。最高のメンバーと共に、会心のステージを披露

 画家、モデル、アパレル・ブランド「VOLCAN & AHRODITE SHIBUYA109店」のモデル兼スタッフ、スイーツ・ショップ「Sweet XO Good Grief」のスタッフなどマルチに活躍するSHILoN(シロン)が、歌手としての姿をたっぷり披露した。それが9月28日に東京・渋谷クラブクアトロで開催されたデビューワンマンライヴ「IT’S A BEAUTIFUL DAY ~The Sound of Beauty~」である。

 楽曲「オルコット」がTOKYO MXの人気テレビ番組『キングオブモルックのモルック大作戦!!』(金曜夜18時半~19時)のオープニング・テーマに使用され、注目が俄然、高まっている彼女。音楽歴は長く、人生のほとんどが音楽と共にあるといっても過言ではない。プロ・シンガーである母親から幼い頃よりレッスンを受け、聖歌隊にも所属。2019年7月ごろからライヴ活動を始め、年末からは世界に向けての配信ライヴも行なって、イタリアやフランスなどで反響を呼んだ。

 開演時間まもなく外川智子(キーボード&バンマス)、iLa(ヴァイオリン、キーボード、ギター)、AYUMU(ギター)、チャーリー石塚(ベース)、穴山昴(ドラム)、saltie(コーラス)、宇翠ゆかり(コーラス)がステージに登場、「オルコット」へ。当日の主役、SHILoNが華やかなファッションで現れると、観客の拍手はいっそうの熱を増す。

 続いてSHILoNが呼び出したのは、チェロ奏者の諸岡由美子。ベルリン芸術大学などで学び、映画やテレビの音楽にも積極的に取り組んでいる音楽家だ。このステージで初披露された「最果」と「End of the end」では、ロック色の濃いバンド・サウンドと、彼女のチェロが見事に溶け込んだ。

 「オルコット」のカップリング曲「星になれたら」の次は、デュア・リパの「フィジカル」、エル・キングの「エクシーズ・アンド・オーズ」と、今をときめく女性シンガーのナンバーをカヴァー。英語にも堪能な彼女ならではの、魅せて聴かせるコーナーとなった。そしてアンコールには、再び諸岡由美子を招き、「オルコット」のスペシャル・ヴァージョンを披露。SHILoNは見事、歴史ある名ライヴハウスでのデビューワンマンライヴを大成功させた。

撮影:Min Kyung Choi

https://twitter.com/shilon66859458