「ミライスカート+」、人気エレポップユニット「JaccaPoP」との2マンイベントで、約半年ぶりに東京のステージに立つ

 1月23日(日)、東京・新宿FATEにて2マンライブ「JaccaPoP×ミライスカート+」が開催された。持ち時間はそれぞれ45分間。各アーティストの世界をしっかり体験できるのが、こうした2マンの良さだろう。たくさんの出演者が出るイベントではなかなか味わえない体験だ。

 児島真理奈は昨年7月中旬に手術を行い、しばらくのあいだ療養生活を送っていた。11月中旬から拠点・京都をはじめとする関西方面でのライブ活動を再開し、ついにこの1月23日、ミライスカート+として約半年ぶりに東京のステージに立った(前日の22日には、児島真理奈名義でイベントに登場)。

 曲目はアルバム『C3Tones』からのものを中心に、“ミラスカの中の東京曲”であるという「1秒前のシンデレラ」、定番の「ナモナイオト」等を交えた、曲調もライブの流れも実に滑らかかつニュアンスに富んだもの。人前に立てなかった時期も、歌唱や表現に徹底的に磨きをかけていたのだろう。それほど努力と精進が感じられるパフォーマンスだった。

 久しぶりとなる東京のオーディエンスに1曲でも多く聴かせたいということなのか、MCは控えめだったが、「カガヤクイノチ」を歌う前には、“命を大事にしてほしいし、こんな大変な状況のなか、たくさん集まってくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。健康で毎日を生きましょう”と語った。活動8年目に突入したミラスカのライブが、さらに多くの場所で行われ、多くのひとに届くことを願ってやまない。

ミライスカート+公式 https://www.miraiskirtplus.com/
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