「九州女子翼」、東京でのホームの一つ・スペースemo池袋で、4人体制のラストステージを完遂。表現力を各段に向上させた実玖のパフォーマンスに注目

 九州発のガールズグループ・九州女子翼が2月25日(金)、東京・池袋のライブスポット・スペースemoにて、現在の4人体制最後となる単独ライブ「emoさんありがとう、4人ラストの九州女子翼です。」を開催した(3/19より、新メンバーを加えた5人体制となるため)。

 メンバーの実玖は、先週2月18日より上映された主演作『私、アイドル辞めます』の連日の舞台挨拶への登壇のため、一足先に東京入りしており、女子翼としては、前日の24日に行われた「アコースティックレターライブ」(@AKIBAカルチャーズ劇場 ※あっ、記事早く書きます・・・)に続いてのステージ。アコースティック~では、女子翼の持つ歌唱力を存分に楽しめるものとなっていたが、今日のステージは、歌声だけでなく、女子翼の高い身体能力をフルに発揮したダンスも楽しめる、ザ・九州女子翼の圧巻のパフォーマンスステージ。

 オープニングナンバーの「赤の流れ」から迫力も充分で、アコースティック~で鍛え上げた歌声に加え、磨き上げたダンスパフォーマンスが堪能できる極上のステージに。同曲での実玖は、憂いを帯びた表情をしており、その様は、主演作の後半、卒業ライブでのコメントで彼女の演じた太田千優里が見せたそれに近い印象。連日の舞台挨拶で疲れているのかな? とも思ったが、続く「Maybe Darling」は、鈴川に続くセカンドの歌い出しを、とてもかわいらしい表情と声で届けており、ようやく、曲の持つイメージに合わせて、今まで以上に表情や声質を作り込むという難しい技を披露したのだと理解できた。

 そう感じて改めて実玖のステージをチェックしてみると、後半の「LOCKON」では、再び憂いの表情と、さらに一段低さを増した低音ボイスを披露したかと思えば、「Non Stop Kyusyu」ではとてもかわいい感じが楽しめ、「Welcome To The Music」ではカッコいい感じという風に、楽曲の持つイメージをさらに増幅させるかのような表情と歌声が堪能できた次第。主演作の上映を経て、より自信を深めたようで、それが表現力の大幅な向上に結実したのだと、感じた次第。

 中盤には、4人体制の歩みをつづったビデオも上映され、そこでは、現在の4人体制となった2021年4月の新谷香苗の卒業以後の姿が収録されており、壮大な事故配信となったキャンプ配信から、TIF、@Jam、NPPなどの大型フェス出演の模様、ここスペースemoで生配信された、ニューアルバム「LOCKON」のオリコンデイリー1位獲得の報告の瞬間の映像などなど、彼女たちのさまざまな活動の履歴が楽しめるものとなっていた。もちろん、実玖の舞台挨拶の模様(一瞬)、前日のアコースティックレターライブの映像も短いながら、挿入されていた。

 そんなスペースemoでのライブを振り返ったメンバーは
詩絵里 伝説の筑田フェスも含めて、たくさんのイベントを、それもアットホームな雰囲気で開催させていただきました。これもemoさんがあってのことと感謝しています。来月から5人体制になりますが、これからも皆さんの期待を超える活躍ができるよう頑張っていきます。

鈴川瑠菜 私がデビューしてから、たくさんのライブを開催させていただきました。中でも一番記憶に残っているのは、オリコンデイリー1位を獲得した時のことです。配信していたので、全国のファンの皆さんと喜びを共有できたことは、とても嬉しかったです。これからもよろしくお願いします。

山本愛理 自分のブログを見返したら、2018年の今日も、ここemoさんでライブをしていました。来月には新メンバーが加入して5人体制となります。その5人で、もっともっと大きなステージに立てるように、現状維持でなく、もっともっと進化していけるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

実玖 今の4人体制になった時は、大きな不安もありましたけど、同時に、それまで以上にいろいろな景色を見ることができたのかなと思います。来月には新メンバーを迎えて5人体制となります。私は、それをとてもワクワクしています。皆さんも、ワクワクして待っていてほしいです。4人のパフォーマンスも残りあと少しです。瞬きせずに見届けてほしいです。最後まで、楽しみましょう。

●九州女子翼 主な日程(@東京)
2月27日(日) MAGNETIC FESTIVAL in 日本橋三井ホール
3月1日(火) H.I.P. presents「GIG TAKAHASHI 2」
3月19日(土)~21日(月・祝) 新メンバーお披露目イベント3Days(@福岡)

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