- 2023年10月14日
カリスマ美容師はなぜ死んだ? 英国発、驚異のワンショットで迫るミステリー作『メドゥーサ デラックス』
年に一度の大規模なヘアコンテストが行われる当日、そこへの参加が決まっていたカリスマ美容師の死体が、頭皮を切り取られた形で発見された。 その情報が流れた控室は、当然ながら混乱する。尋ねられてもいないのに自分は犯人ではないと言う者あり、言葉巧みに誰が犯人かを割り出そうと試みる者あり、噂が噂を呼ぶ場面 […]
年に一度の大規模なヘアコンテストが行われる当日、そこへの参加が決まっていたカリスマ美容師の死体が、頭皮を切り取られた形で発見された。 その情報が流れた控室は、当然ながら混乱する。尋ねられてもいないのに自分は犯人ではないと言う者あり、言葉巧みに誰が犯人かを割り出そうと試みる者あり、噂が噂を呼ぶ場面 […]
かまやつひろしは、かつて「ゴロワーズを吸ったことはあるかい」という曲の中で、“きみは何かにこったりしたことがあるかい”と歌った。この映画『宇宙探索編集部』の主人公であるタンはとにかく宇宙に凝っていて、宇宙を愛し、宇宙人に会いたくて、そのために毎日を生きているといっても過言ではない。ここまでひとつの […]
ものすごい作品だ。どこをどうすればこんな性格の主人公に生まれ育つのだろう。「ノルウェーのアカデミー賞」ことアマンダ賞では5部門にノミネートされ、2022年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にも出展された話題作。この「視点」はとんでもないと、おののきながら見入った。 主人公・シグネはいうなれば、承認 […]
ジェイソン・ステイサム主演ときいただけで、血が騒ぐ映画ファンも多いことだろう。いっさいの無駄が存在しない鍛えられた肉体と、0コンマ何秒で鮮やかに切り替わる動きの速さ、防御と攻撃のおそるべき同時進行、今回のステイサムもむちゃくちゃかっこいい。 今回、彼が扮するのは英国諜報局MI6御用達の敏腕エージ […]
身につまされる作品だ。そして、世の中はたぶん、この映画に登場する「果歩」や「輝之」側に立てる人と、まったく感情移入できない人のふたつに大きく分かれるのではないかな、とも思った。実家が太いとか、エラい人の家系に生まれてきたとか、濡れ手に粟状態で権力を手にしているとか、そういう「シード権」のようなもの […]
「レンタル彼女」という職業がある。彼女的な存在が必要となった男性がエージェントに登録し、指定された時間の中でデートをしたりする。むろん性的な行為は厳禁、2ショット撮影も「彼女」によってはNGだ。外で会うか、家で会うかによって金額は変わる。「依頼人に癒しを与えること」が本筋である。 当映画は、その […]
「ドキュフィクション」、であるという。ドキュメンタリーとフィクションをあわせた造語であるのだろうなというぐらいは想像できたが、どんな内容をそう呼ぶのか、観始めた当初はわからなかった。が、観終えた時、実に腑に落ちた。「罪」をめぐる、なんともいえないやるせなさと共に。 本作は、れっきとした劇映画だ。 […]
実にドラマティックなヒーローものだ。消防隊員が実に勇ましい。自己犠牲を問わず職務をまっとうすることの美しさ、正義を行くことに対する一点の曇りのなさ、筋を通すことのかっこよさを、実にストレートに描いている。斜に構えたようなところがないから、とにかくスカッとする。 江東省灌城市でマグニチュード3.1 […]
10月20日(金)より開幕する『舞台「けものフレンズ」おおきなみみとちいさなきせきRe:JAPARI STAGE!』より、ブタ役を演じる佐藤遥が、10月6日放送のLuckyFM茨城放送『今夜は Lucky Night~りほなアニソンフライデー~』(毎週金曜 22:00~)にゲスト出演する。 「け […]
こんなアイデアがあったのかと、驚きつつ観終えた。 ベースとなっているのは、19世紀イタリアの作曲家、ジャコモ・プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』。その舞台をコロナ禍の現代ニューヨークにおきかえ、物語は進む。よって登場人物にはアジア系もアフリカ系も登場し、ファッションもヒップホップ系、メタル系など […]