「九州女子翼」、56回めの東京定期公演を、楽しさと、力強さと、賑やかさを発揮して完遂

 九州発のガールズグループ九州女子翼が12月10日(土)、AKIBAカルチャーズ劇場にて、月一恒例の定期公演「九州女子翼定期公演 第五十六片 in TOKYO」を開催した。ここでは第三幕目の模様を紹介したい。

▼一/二幕目の模様はコチラ
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 さて、ライブ本編となる第三幕目では、前の一、二幕目の勢いをさらに加速させるパフォーマンスが堪能できた、と形容できる仕上がり。Target SEにのって颯爽と登場し、いきなりの「キミは太陽」からライブはスタート。曲の持つ賑やかさを全開にした上で、さらに加速装置を付け加えたような圧巻のステージ。今年最後の東京定期を締めくくるのにふさわしい、全力・全開・全集中の気合を弾けさせていた。

 以後も、過去の原稿でも記したように、パフォーマンスの向上がステージ上での心の余裕を生みだしているようで、周囲の状況を的確に把握できるようになってきたのであろう。メンバーそれぞれが力強いコールを適宜発して、自身だけでなく、会場のファンの熱気を煽っていく様子が、これまで以上に見られるようになっていた。

 途中のトークで実玖は、「まだ見たことのない景色を、皆さんと一緒に、この4人で見に行きたいです。そのための大きな一歩を踏み出そうと思っています。その瞬間を見届けに来てください。そして、2023年も女子翼の東京定期を守って、大きくしていきたいです」と力強く宣言。トークも洗練され、とてもうまくなったと感じた。

 後半では、再びSE(RED STYLE)にて気合を入れ直し、「LOCKON」から、さらにギアを一段上げた熱量マックスのパフォーマンス。「空への咆哮」でライブ本編を締めくくるが、熱気冷めやらぬファンから大きなアンコール(拍手)が巻き起こり、それを受けて再びメンバーが登場。オーラスは、女子翼の始まりの曲「TAKE WING」を披露して、2022年の九州女子翼の東京定期公演は終了となった。

 途中MCパートでの、メンバーのコメントは下記の通り。

詩絵里 さきほど実玖がお話したように、今年(2022)は思うように進めなかった面もありましたけど、来年は私たちの成長した姿をたくさんお見せできるように頑張りたいです。そして、2022年は大変な時もあったねって言えるように、2023年は定期により力を入れて、。魅力的な定期を作っていきたいです。

花音 今年(2022)3月に加入して、それからの時間の経過が、本当に早く感じました。昨年の今ごろ加入を決断したという記憶はありますけど、それからの一年はぎゅっと凝縮されていて、怖いぐらい早かったです。定期での皆さんの熱量の高い応援を感じたからこそ、早く過ぎたのだと感じています。2023年も、熱いライブと熱い応援で、大噴火を起こして、今年よりも早く感じる一年にしたいです。

鈴川瑠菜 今日の定期では大きな挑戦を2つする予定でした……。けど、2つめがリハでもどうしてもうまくできなくて、諦めました。本当に、本当に悔しくて……。でも、一所懸命に頑張ることしかできませんので、来年は今日できなかったことをリベンジするためにも、がむしゃらに頑張りたいです。

実玖 女子翼は今年(2022)、73日間も東京に来ていました。応援してくださる皆さんのおかげですし、待ってたよーって言ってもらうことが本当にうれしかったです。来年(2023)は見たことない景色を皆さんと一緒に見に行きたいです。

 九州女子翼の新年の活動は、1月2日、急遽参加が決まった「ニューイヤープレミアムパーティ2023(NPP)」に出演する(15:50~16:10 @フジテレビ本社フォーラム)。次回東京定期公演は、1月5日(木)の開催となる。

●NPPタイムテーブル
http://www.newyearpp.jp/2023/timetable/

●曲目
(SE)TARGET
キミは太陽
Non Stop Kyusyu
fair wind
(SE)RED STYLE
LOCKON
Welcome To The Music
I Am Love
空への咆哮
アンコール~TAKE WING

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鈴川瑠菜ツイッター
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