高校生サーファー「松岡亜音」が、JPSAショートボード第3戦で見事優勝!

 高校生サーファー松岡亜音が、茨城県大洗町 磯場ポイントで開催されたJPSAショートボード第3戦「さわかみチャレンジシリーズ 第25回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯 -Challenge II-」で、日本の剛腕プロサーファーを破り見事優勝に輝いた。

 大会では、東京オリンピックにて胴メダルに輝いた都築有夢路と最終まで戦った実力派の脇田紗良選手(JPSAショートボードランキング暫定1位)を準決勝で退けると、決勝では勢いそのままに、須田那月選手(同ランキング暫定17位)大差をつける結果となった。

 五十嵐カノアや都築アムロ等が活躍するWSL(ワールドサーフリーグ)は世界で活躍するTOPサーファーによる世界大会となっており、今回、松岡亜音が優勝したJPSAは、日本国内の最高峰を決める大会となっている。年間8戦(今年は4戦)のランキングや勝敗次第では、世界への切符、そしてオリンピックの可能性も見えてくる重要な大会でもあり、今回の勝利により年間ランキング上位にランクインすることは間違いなく、ルーキーオブザイヤーの筆頭になっている。

<本人のコメント>
――どんな気持ちで臨んだ?
 何も失うものはなく久々の試合なので思いっきりやりました。
※全日本級別選手権が7月にあって@福島県四倉海岸以来の試合。

――決勝の時の気持ちは?
 自分のサーフィンを出し切ろうと思った。

――出し切れた?
 難しいコンディションではあったが、自分の持っている最大限の力をだせたと思う。R1が一番難しかった。

――どんな気持ち?
 とっても嬉しい。実感がない。

――優勝を誰に伝えたいか?
 家族、スポンサーの皆様、タイソン、友達、応援してくれている皆さんに伝えたい。

〔大会名〕
JPSAショートボード第3戦「さわかみチャレンジシリーズ 第25回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯 -Challenge II-」茨城県大洗町 磯場ポイントで開催。

●松岡亜音
松岡亜音はN高校の1年生(※特別特待生)で、4日前まではアマチュアだった。
※南房総千倉出身の15歳
親がサーフショップ経営を南千倉海岸の前で営んでいることで、小学生からサーフィンをはじめ、様々なアマの大会で優勝、昨年はジュニアの世界選抜にも選ばれていた。
9月6日のJPSAショートボード第3戦さわかみチャレンジシリーズのプロクラストライアルにおいてJPSA公認プロとなる。
そして9月9日に全日本チャンプオンや数々の強豪プロを抑えて優勝。これまでのJPSAの歴史の中でも稀なケースです。※歴史上はじめてではないです。