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張元香織

  • 2022年11月11日

観る者の想像力を花開かせる、真夏の浅草、路地裏の物語『ゆめのまにまに』

 あわただしい日常を忘れさせてくれる作品だ。セリフの“間”も快い。10言うところをあえて7ぐらいにとどめ、残りを観る者の想像にゆだねるような感じだ。  季節は夏。舞台となっているのは、浅草六区の古物店「東京蛍堂」。主に大正時代のグッズを取り扱っている。アルバイトのマコト(こだまたいち)は気ままに毎日 […]