- 2024年6月23日
次第に心を通わせてゆく3人の暖かな物語。本年度アカデミー賞5部門のノミネートほか、世界各国の賞を受賞。『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』
アメリカ・マサチューセッツ州にある名門学校を舞台にした、クリスマス・シーズンの物語と言えばいいだろうか。時期は1970年。中心となるのは堅物の古代史教師・ハナム、母との旅行を楽しみにしていたが(母の事情により)反故にされた生徒アンガス、ひとり息子をベトナム戦争で失った料理長のメアリー。他の生徒やス […]
アメリカ・マサチューセッツ州にある名門学校を舞台にした、クリスマス・シーズンの物語と言えばいいだろうか。時期は1970年。中心となるのは堅物の古代史教師・ハナム、母との旅行を楽しみにしていたが(母の事情により)反故にされた生徒アンガス、ひとり息子をベトナム戦争で失った料理長のメアリー。他の生徒やス […]
映画『つゆのあとさき』が、6月22日よりユーロスペースほか全国順次公開となった。初日の6月22日(土)にはユーロスペースにて、高橋ユキノ、西野凪沙、吉田伶香、山嵜晋平監督、スペシャルゲスト佐々木チワワが登壇する舞台挨拶が実施された。 ● ● 作家・永井荷風による […]
1941年、ナチズムの嵐が吹き荒れる中、目の前で恋人をナチスによって殺されたポーランド系ユダヤ人が、「フランス人」に扮することでサヴァイヴし、おろかナチス将校たちの妻を次々と誘惑して、いささかなりとも私恨を晴らしていた話――――ということになろうか。原作は検閲で大きく削除された後、1961年に出版 […]
説明不要の鬼才監督ヴィム・ヴェンダースが、同じ1945年に生まれ、同じ母国(ドイツ)を持つ芸術家アンゼルム・キーファーを描く。ヴェンダースとキーファーの組み合わせなのだから、それだけで、たまらなくアーティスティックな香りが漂ってくる。キーファーを題材にしているといっても、まだ彼が若手だった頃に収録 […]
スタジオケーズの6月公演となる「ネーチャンズ☆2024」のゲネプロの模様がマスコミ・関係者に公開された。これは、人気の演劇カンパニー・カラスカとのコラボ作品となる、誰もが楽しめ笑って泣けるエンターテイメント舞台だ。 本作は2019年に上演され、好評を博した舞台「ネーチャンズ☆8」の約5年ぶりのリ […]
この映画には3つのファクターがあると感じられた。ひとつは、具志堅隆松という、40年以上にわたって沖縄戦の戦没者の遺骨をボランティアで蒐集している男性の存在。もうひとつは、沖縄戦の犠牲になった大叔母の生きた痕跡を探す本作の監督・撮影・編集の奥間勝也。さらにもうひとつは、戦争の犠牲になった者(それは日 […]
発想、セリフ、セリフとセリフの「間」、すべてが面白い。といってもその場で即座に大爆笑という感じではなく、徐々に余韻がこみあげてくるというか。観終わって、外に出てから、ふと思い出し笑いをせずにいられなくなるというか。なんとも愛すべき一作に出会った気持ちだ。 「光太郎」と「かや乃」は恋人どうしで、「 […]
戦車模型専門誌『月刊 アーマーモデリング』(大日本絵画)で話題の新連載「Military Venus(ミリタリーヴィーナス)」第2弾のビジュアルが解禁された。 連載「Military Venus」はイラストレーター×グラビアの特別コラボ企画で、人気イラストレーターたちがカタチにした「ミリタリー」 […]
2006年頃、夢の中で眉がつながった奇妙な風貌の男と出会ったという女性患者がニューヨークの精神科で多発した。彼女らの証言を元にモンタージュ写真を作成し、ネット上に公開したところ、世界各国で夢の中で同じ男を見たという証言が多発。謎の男は「This Man」と呼ばれ、恐れられた。 世界で最も不可解で […]
累計発行部数180万部を突破したヤマシタトモコ原作コミックの映画化。両親を交通事故で亡くした15歳の娘・朝(早瀬憩)が、その母の妹である小説家・槙生(新垣結衣)との心のふれあい、すれ違いなどが実にセンシティヴに描かれている。 朝と槙生は、朝の両親の葬儀で会う。だが槙生は姉(朝の母)が大嫌い。が、 […]