アイドルはファンの心を明るく照らす。幸せあふれる人気コミックが、ついに映画化。『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』

 アイドルを応援することで毎日がこんなに輝く。ひとつのことに熱心になると毎日がこんなに楽しい。そんな熱いスピリットが強く伝わってくる一作だ。

 原作は、累計100万部超えの漫画『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(原作・平尾アウリ)。すでにアニメ化、テレビドラマ化されているが、今回は満を持しての映画化。とてもシンプルにいえば、岡山県に住む主人公の“えりぴよ”が、ローカルアイドルグループ、ChamJamのメンバーである市井舞菜をひたすら推す話。えりぴよにとって市井舞菜は心の養分であり、日々の活動の糧だ。市井舞菜をもっと応援したいという思いがあるから、仕事にも力が入り、ヲタ仲間(友人)も増えていく。

 が、市井舞菜はグループのセンターでもなく、特に人気者というわけではない。そこが物語に深みを加える。そしてえりぴよは、市井舞菜よりも少し年上の女性である。年の離れた男性ファンが女性アイドルを応援する図、とはまた異なる新鮮なヴィジョンがそこにある。岡山と「武道館」がどう結びつくのかにも、ぜひ注目して見てもらいたい。

 えりぴよ役には松村沙友理が、市井舞菜役には伊礼姫奈が扮する。元アイドルの松村が、アイドルを応援する役を演じているところも話題を集めるはずだ。監督は大谷健太郎。

映画『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』

5月12日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー!

<キャスト>
松村沙友理 中村里帆 MOMO(@onefive) KANO(@onefive) SOYO(@onefive)  GUMI(@onefive) 和田美羽 ・ 伊礼姫奈 あかせあかり 末吉9太郎(CUBERS) 岩永ひひお 村田優斗(世界クジラ) 喜多乃愛 速瀬愛 根岸可蓮 山下航平 片田陽依 西山繭子 ・ 豊田裕大 ジャンボたかお(レインボー)

<スタッフ>
原作:平尾アウリ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(COMICリュウWEB/徳間書店)
監督:大谷健太郎 脚本:本山久美子 音楽:日向萌 主題歌:@onefive「Chance」(avex trax) 企画・プロデュース:清水一幸 プロデューサー:辻知奈美 矢ノ口真実 アソシエイトプロデューサー:髙石明彦 撮影:佐藤康祐 照明:菰田大輔 疋田淳 録音:齋藤泰陽 美術:黒羽陽子 スタイリスト:椎名倉平 鵜嶌帆香 ヘアメイク:駒水友紀 塚原ひろの 編集:増田嵩之 選曲:泉清二 助監督:工藤貴紀 長谷川卓也 制作担当:小笠原寿 制作プロダクション:The icon 製作:「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会 製作幹事:ABC 配給:ポニーキャニオン
(C)平尾アウリ・徳間書店/「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

公式サイト
https://oshibudo-movie.com/