サンダンス映画祭で話題を集めた一作が、1月9日よりシネマート新宿、シアター・イメージフォーラム、テアトル梅田ほかにて公開される。

主人公はロンドンに住むフリーライターで、いつか作家デビューをしたいと考えている青年マックス。彼が長編小説の題材に選んだ世界は「男性相手のセックスワーク」。そして、「ものは試し」と、「ドリーミー・ガイズ(Dreamy Guys)」というアプリを開き、セバスチャンという名の男娼となり、その世界に取材がてらどんどん入り込んでいく。クライアント(相手)は、基本的に地位も名誉もある大人たちだ。なかにはこの嗜好が絶対に他にバレてはいけない、という者もいる。彼らは当然マックス(セバスチャン)が興味本位でこの世界に入ってきたとは思っていないし、他の男娼と接する時と同じように「愛し合おう」というムーヴを発動する。その「愛」がかりそめのもので、しかもそれが「小説のネタにするための」ものであることなど想定外だ。
が、何かのきっかけでそれがバレたときに、クライアントの心によぎるのは、単に「裏切られた」という気持ちだけではない。そして、男性と性交を重ねていくうちに、マックスの「セックス観」にも揺らぎが生じていく。そのあたりを決して生臭くなく、とても知的に描いているあたりも見ものだろう。監督・脚本はミッコ・マケラ、主演はルーアリ・モリカ。
映画『SEBASTIANセバスチャン』
1月9日よりシネマート新宿、横浜シネマ・ジャック&ベティ、テアトル梅田 ほかにて公開
<スタッフ>
監督:ミッコ・マケラ
脚本:ミッコ・マケラ
製作:ジェームズ・ワトソン
撮影:イッカ・サルミネン
編集:アルットゥ・サルミ
音楽:イラリ・ヘイニラ
日本語字幕翻訳:南裕子
予告編制作:Kino Lober
DCP制作:スノビッシュプロダクツ
関西地区営業・宣伝:松村厚
北海道地区配給・宣伝協力:パルミラムーン
宣伝インターシップ:椎野公史郎 / 大月美来
配給・宣伝・デザイン:リアリーライクフィルムズ
[ Sebastian | 2024 年 | イギリス映画 | 英語・フランス語 | 110 分 | 1.85:1 | 5.1ch | DCP & Blu-ray ]
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