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ミモザフィルムズ

  • 2026年1月15日

映画『CROSSING 心の交差点』、『ダンサー そして私たちは踊った』で話題のレヴァン・アキン監督、イスタンブールを舞台にした新作

 ここにはない場所に連れて行ってくれるのが映画だ。しかもその使用言語になじみがなければないほど“エキゾチック度”が増す。そういった意味では私はこの映画をとても興味深く見入った。“トランスジェンダー”、“LGBTQ+”、“クィア”といった言葉で表現されることも多い作品のようだが、私はトルコ・イスタンブ […]

  • 2025年8月3日

古典的名作小説を現代的な感性で映画化。第77回ロカルノ国際映画祭でも称賛の『美しい夏』

 権威あるストレーガ賞を受賞した同名小説(原作:チェーザレ・パヴェーゼ)の映画化。その小説は1940年頃から書かれ、49年に出版されたが、映画で描かれているのは1938年、イタリア・トリノの情景。つまり戦争の暗雲が迫りつつあった頃だ。ちなみに日独伊三国同盟は40年9月に結ばれている。  主人公は10 […]

  • 2024年3月14日

負の連鎖が凄惨なシンフォニーとなる……。話題のサスペンス映画が日本上陸。『ビニールハウス』

 「現代」の姿、「人間」というもののリアリティをつきつけられたような気分になる。  主人公の女性・ムンジョンは、韓国で“半地下”よりも底辺の住居“とされるビニールハウスで暮らしている。息子は少年院にいて、母は認知症を患っている。出所の近づく息子と一緒に暮らすための資金を得るために、老夫婦の訪問介護士 […]

  • 2023年9月19日

いったい彼は何者だったのか? 「人間ゴダール」の素顔に迫る意欲的な新ドキュメンタリー

 2022年9月13日の死去から、早1年が経った。「ゴダールの前にも後にもゴダールなし」、そんな唯一無二の存在であるジャン=リュック・ゴダール監督の実像に迫ろうとする意欲的なドキュメンタリー作品『ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)』が、9月22日新宿シネマカリテ、シネスイッチ銀 […]

  • 2023年8月25日

美貌の皇妃が40歳の決断! 史実とフィクションを交えた斬新かつメランコリックな意欲作『エリザベート 1878』

 宝塚歌劇団や東宝ミュージカルの題材になっていることもあって、日本でも大いに親しまれているオーストリア皇妃エリザベート。彼女をとりあげた作品は枚挙にいとまがないはずだが、この映画は極めてユニークだ。というのは、ほぼ、1878年(日本式にいえば明治10年)の彼女にスポットを当てたテイになっているからだ […]