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  • 2025年10月25日

映画『やがて海になる』。人生に悩みながら懸命に生きる者の姿を、瀬戸内海の美しいロケーションと共に丹念に描く

 8月から広島、9月から呉で先行上映されていた一作が、10月24日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国公開される。監督の沖正人は『ある役者達の風景』で名を挙げた気鋭。この映画は監督が、生まれ故郷を舞台に、(おそらく相当な割合で)自分の人生を投影しながらつくりあげた内容である、という印象を […]

  • 2024年7月18日

ニューヨーク・アジアン映画祭 (2017:アメリカ)コンペティション部門 最優秀作品賞。あなたはどう観る?

 「グロ注意」というか、観る人を相当選ぶ内容であろう。監督のレ・ビン・ザン(1990年生まれ)はこれが長編監督デビューだが、もともとこの作品は映画学校の卒業制作として企画されたものだったという。しかし、脚本を読んだ大学側が「あまりに残虐すぎる」と却下、それどころかザン監督は退学になってしまった。   […]

  • 2023年8月6日

孤独、劣等感、絶望を超えたその先にあるものとは? 重厚な再生物語『風のゆくえ』

 倉庫で働く青年「真司」にとっては、ひとりが日常だった。幼少時を養護施設で育ち、誰にも心を開かず、ノートに自分の気持ちを書くことで毎日を過ごしていた。  その「真司」が、「茉耶」と出会う。はじめて自分を愛してくれる女性。だが、これまでの歳月を徹底的に一人で毎日を過ごしてきた「真司」には、戸惑いが残る […]

  • 2022年12月10日

刑務所にいる「相方」に伝えたいことがある……。波乱万丈の、一日の情景をきめ細やかに描いた『北風だったり、太陽だったり』

 俳優として映画、ドラマ、舞台等で活躍する森岡龍が、『ニュータウンの青春』以来、10年ぶりに映画監督としての一面をみせてくれる。それが12月10日から渋谷ユーロスペース他にて上映されるこの作品だ。森岡は脚本も手掛け、撮影は16㎜フィルムで行われている。  描かれているのは、とある「一日」。かつて高い […]