- 2025年6月4日
『ブルックリン』のクローリー監督が、時間軸を交差させてディープな愛を描く。『We Live in Time この時を生きて』
いいタイトルだ。ひとの生命も世の中も永遠ではない。だからその時を大切に生きる。あわただしい毎日の中でふと忘れてしまいがちになることを、この映画はやさしく教えてくれる。 主人公は若手一流シェフのアルムートと、離婚してから冴えない日々を送るトビアス(劇中での発音はトバイアス)。二人の10年間がモチー […]
いいタイトルだ。ひとの生命も世の中も永遠ではない。だからその時を大切に生きる。あわただしい毎日の中でふと忘れてしまいがちになることを、この映画はやさしく教えてくれる。 主人公は若手一流シェフのアルムートと、離婚してから冴えない日々を送るトビアス(劇中での発音はトバイアス)。二人の10年間がモチー […]
原作者アントン・チェーホフの没後120年、主演俳優マルチェロ・マストロヤンニの生誕100年を記念して、『黒い瞳』が4K修復ロングバージョンとして劇場公開される。トータル約25分間のシーンがオリジナル版に追加されているという。 私はオリジナル版に接することのないまま今に至ってしまったので比較対象は […]
観終えて思い出したのはフランク・シナトラの『September of My Years』というレコードだ。発表は1965年。50歳を迎えたシナトラは、もう自分の人生は秋を迎えてしまった――つまり寿命の4分の3は使い切り、あとは「人生の冬」のみ――との思いを刻んだ。それから60年もの歳月が経ち、医療 […]
TVerで1500万超の再生数を得たというドラマ「それでも俺は、妻としたい」の劇場版。話題になっているのは知っていたものの、テレビ版を見る時間を逸していた私のような者にも実にありがたい。 「したい」という言葉にかかる目的語はずばり「セックス」なのだが、主人公の夫妻には「どぶろっく」にハマっている […]
アカデミー長編アニメ賞に4度ノミネートされているアイルランドのスタジオ“カートゥーン・サルーン”の制作。本国ダブリンの映画館では1年にわたるロングラン上映が続いたという。 題名に登場する“パフィン”とはキャラクターの名前ではなく、海鳥の一種。アトランティック・パフィン(日本名ニシツノメドリ)とタ […]
バディ、クライム、サスペンス、アクション等の要素がこれでもかと詰め込まれた一作。主人公のふたりは義兄弟的な関係を築いているが、その“仕事”ぶりにはクセがある。表の顔は、刑事。だが裏金を取りまとめるという裏の顔もある。つまり「捕まえるほう」と「捕まえられるほう」を兼ねているのだ。それをシチュエーショ […]
声優アーティスト加藤里保菜が参加する、The Otalsとのコラボ楽曲『ロリータ田舎に生まれ』が、6月4日に配信リリースされることが決まった。 『ロリータ~』は、The Otals(オタルズ)が主催するコンピレーションアルバム『夏のルール4』に収録される声優・加藤里保菜とコラボした楽曲であり、6 […]
ドストエフスキーの短編「白夜」は、1848年に出版されて以来、ルキノ・ヴィスコンティ監督によりイタリアを舞台に、ロベール・ブレッソン監督によりパリを舞台に、ジェームズ・グレイ監督によりニューヨークを舞台にと、場所や設定を変えて描かれ続けてきた。ロベール・ブレッソン版の『白夜』(1971)は、4Kレ […]
ドストエフスキーの短編「白夜」は、1848年に出版されて以来、ルキノ・ヴィスコンティ監督によりイタリアを舞台に、ロベール・ブレッソン監督によりパリを舞台に、ジェームズ・グレイ監督によりニューヨークを舞台にと、場所や設定を変えて描かれ続けてきた。ロベール・ブレッソン版の『白夜』(1971)は、4Kレ […]
2022年、72年間の歴史を閉じた映画館「首里劇場」のラストを追った作品。沖縄が米国の施政下におかれたのは1952年4月28日からの約20年間だから、そのようにされてしまう前から営業をおこなっていたということになる。一時期はピンク映画専門館になったこともあるようだ。名画座として再スタートしたものの […]