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エンタメ

  • 2024年10月25日

ガラスの靴が凶器となる! 血が噴きあがり、内臓が飛び散る『ザ・リアル・シンデレラ』

 原題は『Cinderella’s Curse』。Curseとは、呪いという意味だ。あの、とても現実離れはしているけれど、ゆえにファンタジックにもロマンティックにも感じられるところもある古典『シンデレラ』に再検討を加え、残酷な部分をクローズアップして、温厚な言葉を使うとすれば現実的、より […]

  • 2024年10月20日

2023年のカンヌ国際映画祭で上映された唯一のロシア映画。荒涼たる風景の中で少女は……。『グレース』

 2023年のカンヌ国際映画祭で上映された唯一のロシア映画であるという。舞台となる場所はロシア南西部の辺境。くすんだ天気、生気を失った人々の顔、画面越しに伝わってくるような「寒さ」や「荒涼」。使われている言語はロシア語、ジョージア語、バルカル語だ。  ストーリーは16歳の娘と、その父親が中心。年季の […]

  • 2024年10月20日

ウールのように、温かな物語。『ミッドナイトスワン』の服部樹咲が初主演した力作『BISHU~世界でいちばん優しい服』

 “BISHU”とは、“尾州”のこと。愛知県尾張西部エリアから岐阜県西濃エリアにかけての地域をこう呼び、ここはまた毛織物(ウール)の大変な産地として世界的に高い評価を受けている。  主人公・史織はこの尾州で生まれ育った高校生。父・康孝は繊維工場を経営しているが、閉鎖の危機に直面している。史織は日々の […]

  • 2024年10月19日

中国と北朝鮮の「国境」を舞台に描かれる、けだるくポップな若者物語、『国境ナイトクルージング』

 1984年シンガポール生まれの監督・脚本家、アンソニー・チェンが制作した初の中国語作品。キャリアを見ると、カンヌ国際映画祭の特別賞やカメラドールを受賞、ほか第14回東京フィルメックスの観客賞、台湾金馬奨での四冠(作品賞・新人監督賞・助演女優賞・脚本賞)、トロント国際映画祭のプラットフォーム賞ノミネ […]

  • 2024年10月18日

ベルリン国際映画祭でソールドアウトとなった、「観察映画」第10弾『五香宮の猫』

 「ごこうぐうのねこ」と読む。五香宮(ごこうぐう)とは、瀬戸内の港町「牛窓」にある鎮守の社を示す。2021年、映画作家の想田和弘とプロデューサーの柏木規与子が牛窓に移り住んだことも、作品づくりにつながっている。撮影は、およそ約1年間に及んでいるようだ。「ナレーション、説明テロップ、音楽を原則として使 […]

  • 2024年10月12日

「清瀬汐希」主演作『ル・ジャルダンへようこそ』が公開。銀座の高級クラブに体験入店した役作りを披露

 映画『ル・ジャルダンへようこそ』の公開を記念して、公開初日の10月11日、ヒューマントラストシネマ有楽町 シアター1にて、主演:清瀬汐希、共演:小松みゆき、監督:山口みちへい 他、高級クラブ「ル・ジャルダン」オーナーママであり本作原作者の望月明美が登壇する初日舞台挨拶が行なわれた。また、オフィシャ […]

  • 2024年10月11日

東日本大震災10年メモリアル短編映画。世界の映画祭で絶賛された一作が、ついに日本で一般公開。『最後の乗客』

 55分の物語だが、内容は濃い。父に対する娘のやや反抗的な態度に往時の自分を思い重ねるひともいるだろうし、それをも乗り越えた父と娘の愛情の深さに感じ入るひともいるだろうし、「震災」から今日までの日々に思いをはせるひともいるだろうし、「震災当時」にタイムスリップしたような気分になるひともいるだろうし、 […]

  • 2024年10月4日

ダンスヴォーカルユニット「Dacco」、20周年を祝い47都道府県ツアーを開催。チケット代は、20周年にちなんでなんと2000円!

 Psycho le CemuのLida(G)とYURAサマ(Dr)が、バンドと平行して活動を続けているのがDacco。ひょんなことから誕生したDaccoだが、2025年7月で丸20年の歳月を迎える。「記念すべき20周年を全国各地のファンたちと祝いたいから、来年の夏 前まではDaccoを軸に動きます […]

  • 2024年10月4日

今、アメリカで内戦が起きたら? 「まるで戦場にいるような没入感」と評された一作『シビル・ウォー アメリカ最後の日』

 私が邦題を見て最初に思い出したのが、ロバート・アルドリッチ監督の『合衆国最後の日』であった。ある意味、戦争で心も何もめちゃくちゃにされた男にスポットを当てた、やるせなくもスリリングな作品であったが、この『シビル・ウォー アメリカ最後の日』も、ふるえるようなスリルに満ちている。「アメリカ国内での内戦 […]

  • 2024年9月23日

あの暴言は「本音」だったのか? ファッション界の革命児の半生に迫る『ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー』

 「天才」との呼び声も高いデザイナーの、「アップ」と「ダウン」を実にスピーディーにまとめた作品。「アップ」はずばり、才能が認められて、いちやく時代の寵児となったこと。勢いに乗るというか、やることなすこと話題を集め、彼のいる場所がすなわち「先端」、ジバンシィのデザイナー~レジオンドヌール勲章に至る頃ま […]