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エンタメ

  • 2023年4月15日

映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が公開。記念舞台挨拶に細田佳央太、駒井蓮、金子由里奈監督らが登壇

 映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』は、「おもろい以外いらんねん」「きみだからさびしい」をはじめ繊細な感性で話題作を生み出し続けている小説家・大前粟生さんにとって初の映像化作品で、『21世紀の女の子』『眠る虫』などで注目を集めた金子由里奈監督による長編商業デビュー作。大学の「ぬいぐるみサークル […]

  • 2023年4月13日

200年前の物語であっても、人間の本質は変わらない。観る者を引き込む「上京あるある物語」を描く『幻滅』公開へ

 原作は、フランスの文豪オノレ・ド・バルザックが書いた小説「幻滅 メディア戦記」。物語の舞台は19世紀前半なので、ざっと200年前のストーリーだ。なのに、むちゃくちゃヴィヴィッドだ。とくに地方都市から大都会(東京でもニューヨークでもベルリンでも)にやってきた経験を持つ者なら、「あるある」の連続に、共 […]

  • 2023年4月12日

「もう誰も信じられない、自分だけが助かればいい」という気持ちにさせる異常事態、それが戦争だ。『未来は裏切りの彼方に』公開へ

 嘘、裏切り、保身、デマのループ状態に誘い込まれる。戦争中という一種特殊な状況が、登場人物の心を邪悪な方面に駆り立てているのか、それともこの嘘まみれの姿が人間というものの本性なのか。深く考えさせられる一作だ。  舞台となっているのは1944年、つまり第二次世界大戦終了前年のスロバキア第一共和国。妻帯 […]

  • 2023年4月11日

愛とはこんなに痛いものなのか! 3人の男による、激しくも抒情的な物語『マネーボーイズ』

 先日ご紹介した『美しい彼』とは、一種対照的な作品。情がぶつかりあい、思惑が飛び交い、ストーリーは一筋縄ではいかない。「あなたは、それでも人を信じることができるのか。愛する人のために、すべてを投げ出すことができるのか」と、問いを突きつけられているような気持になった。  そんなヘヴィーな作品が4月14 […]

  • 2023年4月6日

育児を通じて、人の暖かみを知る。「開眼」した父親と、3歳の娘の物語。『この小さな手』が公開

 観る者の性別、既婚者か独身か、誰かの親であるか否かで、感じ方が大いに変わってくる映画であろう。が、作品全体から放たれる眼差しは、春の日差しのように穏やか、そして暖かい。  原作は「きらきらひかる」等の代表作を持つ郷田マモラの同名コミック。イラストレーターの和真、妻の小百合、3歳の娘・ひなを中心に描 […]

  • 2023年4月5日

フィンランドの三人娘の青春。物語構成と共に音楽にも注目したい。『ガール・ピクチャー』、4月7日に公開

 第95回アカデミー賞「国際長編映画賞部門」フィンランド代表、第38回サンダンス映画祭「ワールドシネマドラマ部門」観客賞受賞。フィンランドの話題作『Tytot tytot tytot』(英語にすると“Girls girls girls”)が、邦題『ガール・ピクチャー』として4月7日から新宿シネマカリ […]

  • 2023年4月4日

大ヒット小説/テレビドラマの「その後」がここに。純愛の美しさを描く話題作『劇場版 美しい彼~eternal~』

 累計55万部を突破した大人気小説(原作・凪良ゆう)、『美しい彼』。すでに「シーズン1」「シーズン2」とテレビドラマ化されて好評を集めているが、その続編が『劇場版 美しい彼~eternal~』として4月7日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開される。ドラマ同様、平良には萩原利久、清居には八 […]

  • 2023年3月23日

ニコラス・ケイジの人生とダブる、好漢“ニック・ケイジ”の活躍に注目。『マッシブ・タレント』公開

 ニコラス・ケイジが自分を素材に遊んでしまった……そんな趣を持つ軽妙な一作だ。彼が扮するのは往年のハリウッドスター、“ニック・ケイジ”。最近はどうにも冴えなくて、借金もふくらむばかり。妻とは別れ、娘の視線も冷たい。そんな彼の許に、なんとも怪しい、しかしおいしい話が舞い込む。スペインの大富豪のパーティ […]

  • 2023年3月17日

「赦す」先に見えてくるものは何か。ヨーテボリ映画祭正式出品作品『赦し』が公開

 重いものをつきつける作品だ。と同時に、観る者の年齢がどうなのかで、感じ方も変わってくる作品だろう。私はやはりどうしても、17歳の愛娘を同級生に殺された両親の側から見てしまう。  ……のだが、これは単に「愛娘を同級生に殺された」話ではないのである。そもそも殺人というのは、相手側にその人を殺したいとい […]

  • 2023年3月14日

ロカルノ映画祭オフィシャル・セレクション作品。“中国第8世代”に数えられるチウ・ション監督の長篇デビュー作『郊外の鳥たち』

 英国Sight&Sound誌が「過去と未来、現実と夢が、同じ地平線を歩いている」と評した作品が、2018年のロカルノ映画祭上映から5年、中国本土での正式公開から2年を経て、ついに日本でも公開されるようになった。  ビー・ガンなどと同じく“中国第8世代”に数えられるチウ・ション監督の長篇デビュー作( […]