ヴュザミ主催の対バンライブvol.4に、「お子様ロジック」「Melty R!bon」「Rhyz Beat」「岩村華」「THE+BETH」の5組が出演

 ヴュザミ((LES VIEUX AMIS)が主催する対バンライブ「Fete de la Musique Mignon」の第4回(vol.4)公演が3月28日(金)、浅草橋MANHOLEにて行われた。今回の出演は「お子様ロジック」「Melty R!bon」「Rhyz Beat」「岩村華」「THE+BETH」の5組(出演順)。今回もフレッシュから中堅クラスまで多彩なグループが賑やかなステージを披露してくれた。ここではそれぞれのステージの模様を簡潔に紹介したい。

 まずはトップバッターのお子様ロジックから。なんとも不思議なグループ名だが、かつてのWHY@DOLLのように美しいハーモニーを聞かせてくれた。メンバーは、お子様担当の章翔サリナと、ロジック担当の木村彩乃の二人。歌唱はカバー曲がメインながら、アップテンポなものからローキーなもの、バラード風なものまで、二人の紡ぐ豊かなハーモニーで、全5曲を聴かせてくれた。3月にはオリジナル曲「U&Me」のデジタルリリースも始まっている。

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 2組めは3人組のMelty R!bon。昨年末にデビューしたてのフレッシュなグループで、フワフワ衣装や愛らしい楽曲など、ザ・アイドルという存在感。3人体制でのライブは今日が初ということだったが、愛らしい笑顔を振りまきながら楽しいステージを魅せてくれた。ステージでは、「恋花火」「sweet pop」など、王道アイドル的な楽曲を全5曲披露してくれた。

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 3組めも3人組のグループRhyz Beat(リズビート)。サイトを見ると「歌あり!踊りあり!笑いありのダンスボーカルユニット」とあるように、なかなか賑やかなステージングで、メンバーはリーダー(笑)のLily、大道芸人の江越暉、プロレス担当の永井絵梨沙。今年2月22日デビューという、今回の出演者の中では一番フレッシュなグループだ。こちらもカバー曲メインの構成ながら、ミュージカルの舞台を見ているような楽しさがあり、実際にプロレスラーとして活躍している永井のしなやかなダンスも楽しいもの。大道芸人の江越は今回初歌唱という「気分上々↑↑」で、世界5位という腕前の南京玉すだれを披露するなど、ダンス以外のパフォーマンスも楽しめた。ステージでは「戦え!」など全4曲を歌唱してくれた。

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 4組めは、ヴュザミ対バン恒例ともいえるソロアイドル岩村華。vol.2から連続3回めの出演となる。今回は、誕生月(3月9日生まれ)ということもあってか、いつもよりも笑顔が多く、ステージを心から楽しんでいるよう。かつての保坂朱乃を思い出すようなビッグスマイルでのパフォーマンスとなっていた。衣装も、3月8日の生誕祭で初お披露目のもので、純白ドレスと合わせてイノセントな雰囲気も満載。楽曲はカバーとオリジナルがほぼ半々の構成で、上述の生誕祭で初披露されたオリジナル曲「ありがとうの愛を込めて」を含め全5曲を歌唱していた。ちなみに、オリジナル曲「夢はここから」と「ノスタルジックメモリーズ」のダウンロード数 or 再生回数の目標数達成まであと少し、になるそうで、見事達成の暁には両曲のCD化が実現するという。

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 さて、トリとなる5組めは、5人組のTHE+BETH。サイトを見ると、“自らを「NEO ROCK CLUSTER」と称する表現者”という活動をしているそうで、昨年末にはライブ総本数1000本達成するなど、往年のアプガを彷彿とさせるマッスルなグループ。ステージの雰囲気が前回出演の「888STING」っぽいなと思ったら、同じ事務所に所属していた(こちらがお姉さんになるが)。楽曲はロックテイスト溢れるもので、バラード的なものからアップテンポなものまで多彩な陣容。ステージでは「STAY GOLD」から「無限大」まで全5曲をメドレー形式でつなぐなどノンストップな構成。曲に合わせたコールもバシバシ入り、見ても聴いても楽しめるグループとなっていた。なお、5月29日(木)にはミニアルバム発売&結成4年半を記念した周年記念ワンマン「LIVE LOVE LIFE 2」が、新宿LOFTで開催予定。

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 なお、次回vol.5は日付が一日前倒しされ、4月24日(木)に開催予定。詳細は後日発表。
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