ヴュザミ((LES VIEUX AMIS)が主催する対バンライブ「Fete de la Musique Mignon」の記念の第10回(vol.10)公演が9月21日(日)、浅草橋MANHOLEにて行われた。前回から開催が日曜へと変更されたこともあってか、各出演グループのファンも多数来場し、賑やかな対バンライブとなっていた。ここでは、中物販前のステージに出演の、MARY*SPARKLE~まりすぱ~、リベルナント、KIUMOMO、&Bijouの4組のステージの模様(各30分)を簡潔に紹介したい。

トップバッター(15:30~)は、4人組のMARY*SPARKLE~まりすぱ~。今年3月にデビューしたばかりのフレッシュなグループで、グループ名の「MARY」は4名の名前から取ったものになるという。ザ・アイドルと形容できるような、フワフワな衣装に身を包み、楽曲についても王道アイドルという雰囲気のものをラインナップし、ステージでは、愛らしさも全開の「stardust」から、和なテイストを感じるもの、タイトルの通りキラキラ感満載の乙女チックなものまで、カバーを含め全5曲を歌唱、多彩な陣容で楽しませてくれた。
MARY*SPARKLE~まりすぱ~
鈴木みなよ
黒川愛
桃乃れい
清園ゆうり



2番手は二人組のリベルナント。こちらも今年2月にデビューしたばかりのフレッシュなグループ。メンバーは「暁みゆ」と「兎丹らむね」。「あなたが崇める神堕ちアイドル」をコンセプトに、日々、人々の救いになるためにステージ活動を行っているそうだ。と聞くと、全身黒を基調にした衣装とか、ダイナミックなパフォーマンス、そして、荘厳な雰囲気のある楽曲と、コンセプトを活かしたステージパフォーマンスを存分に堪能できたように思う。ステージでは、グループ名の元にもなっているかっこいいメロディが印象的な「叛逆」をオープニングナンバーに、勇ましいもの、ヴュザミ対バンではおなじみの「xGemNox(ジェムノックス)」に近しい雰囲気のあるものなど、聴いていて高揚感を味わえる曲が歌唱された。そして、爽やかなメロディと、二人の透き通った歌声が絶妙にマッチしている新曲「暁の空がらむね色に変わるまで」も披露され、ほぼMCのない30分のノンストップライブは終了した。



3組目は、ヴュザミ対バンではおなじみとも言えるKIUMOMO。KIU=城内彩花とMOMO=百海咲希の二人組のユニットで、調べてみると出演は2024年2月公演以来。今回は、なぜか幼稚園児の衣装をまとっており(城内はやけに似合っていた)、往年のCRAYONSの幼稚園コスプレを思い出してしまった。二人にとっては懐かしの楽曲をオープニングナンバーに据え、高域まで伸びた澄んだ歌声で会場を沸かせていた。続いては……城内のステージということで、歌唱ではなく、久しぶりの企画コーナーへ。二人お手製の紙芝居が披露されていたが、曰く、「幼稚園児は、紙芝居の読み聞かせを受けるほうですが、今日はする方に回ってみました」ということで、幼稚園児のコスプレをしていたようだ。内容は、さまざまな物語を織り交ぜた突飛なもので、会場からは大きな笑いが巻き起こっていた。続いては、それぞれのソロが披露され、再びユニットで盛り上がり系の楽曲を歌唱し、無事30分のステージは終幕となった。なお、城内は11月、12月に舞台出演が予定されている。



前半ラストは、7月(Vol.8)にも出演の&Bijou(エンビジュー)。今回は秦乃えむが体調不良のためお休みで2名でのステージとなっていたが、王道的なアイドルソングを愛らしい衣装と振り付けで、欠員を感じさせない賑やかで華やかなステージを構築。「花の妖精たち」をオープニングナンバーに、全6曲を歌唱してくれた。
●&Bijou X
●星野恋音 X
●桃乃あゆ X
●秦乃えむ X



次回「Fete de la Musique Mignon vol.11」は、10月25日(土)に開催予定。詳細は後日発表。
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