「九州女子翼」、実玖、詩絵里の歌声がさらに進化。アコースティックレターライブの秋公演で見事なコーラスを会場に響かせる

 九州発のガールズグループ・九州女子翼が10月21日、AKIBAカルチャーズ劇場主催の「アコースティックレターライブ」の秋公演に出演。春・夏と出演し鍛え上げてきた歌声をさらに進化させた、見事なステージを披露してくれた。

 今回は沖縄遠征直後と、結成4周年目前という節目の時期の公演。メンバーの気合も相当に入っているようで、特に実玖と詩絵里の歌声は見事なもの。愛理に例えれば、スーパー実玖&詩絵里という表現になるだろうか。声には張りが出て、圧が増し、強弱のコントロール、高低の再現性と、どれをとっても高い次元でのまとまった素敵な歌を聴かせてくれた。

 また、山本愛理、鈴川瑠菜の両名も、もともと春公演より素晴らしい歌声を聴かせてくれていたが、春・夏と公演を重ねるごとにさらなる進化を遂げ、今回の秋公演ではもう2段アップしたスーパーなパフォーマンスを発揮していた。山本は、高域の伸びがさらに増し、鈴川は声の強弱のコントロールがよくなり、二人とも表現力がさらに強化されていた。つまりこの4人のステージングは(4人編成となってから一年が経つが)、さらなる飛躍を、飛翔を実現したと言えるだろう。

 歌唱は全10曲。4人(実玖、山本愛理、詩絵里、鈴川瑠菜、)ソロ鈴川、ソロ詩絵里、デュエット実玖&山本、4人(持ち歌『私だけのArmor』のアコースティックver)、4人、ソロ山本、ソロ実玖、デュエット詩絵里&鈴川、4人という構成に。

 中でも注目は女子翼の持ち歌でもある「私だけのArmor」のアコースティックverでの歌唱だろう。現時点での4人の歌唱力を遺憾なく発揮できるものになっており、特に実玖の歌い出し部分では、低い声から入って、高域へシフトしていく歌い方が見事。声量も豊かになっており、実玖の声が出てくることで、他のカバー曲も含め、コーラスの厚み、表現力がさらに増したように感じた。詩絵里も、低域から高域までの音域を十全に使いこなしていた。

 そんな九州女子翼は、10月23日には同じAKIBAカルチャーズ劇場にて恒例の定期公演を開催。今回は東京では昨春以来となる3幕構成だ。また翌24日にも同地で対バン「IDOLカップリング#0」(17:00~)に出演する。

 そして翌週10月25~29日の平日は、地元福岡で「Hakata Acoustic Nights」に出演する(@ベイサイドライブホール BY ACTIVE HAKATA 出演者は日替わり)。

 さらに、10月30日(土)には、4周年記念公演を加味した定期公演「「九州女子翼定期公演第四十二片~4th Anniversary!」を、ベイサイドライブホール BY ACTIVE HAKATAにて開催する予定だ(17:30~)。

九州女子翼 https://twitter.com/ITR_KGW
実玖 https://twitter.com/itr_miku
山本愛理 https://twitter.com/itr_airi
詩絵里 https://twitter.com/itr_shieri
鈴川瑠菜 https://twitter.com/itr_luna

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