- 2024年7月18日
ニューヨーク・アジアン映画祭 (2017:アメリカ)コンペティション部門 最優秀作品賞。あなたはどう観る?
「グロ注意」というか、観る人を相当選ぶ内容であろう。監督のレ・ビン・ザン(1990年生まれ)はこれが長編監督デビューだが、もともとこの作品は映画学校の卒業制作として企画されたものだったという。しかし、脚本を読んだ大学側が「あまりに残虐すぎる」と却下、それどころかザン監督は退学になってしまった。 […]
「グロ注意」というか、観る人を相当選ぶ内容であろう。監督のレ・ビン・ザン(1990年生まれ)はこれが長編監督デビューだが、もともとこの作品は映画学校の卒業制作として企画されたものだったという。しかし、脚本を読んだ大学側が「あまりに残虐すぎる」と却下、それどころかザン監督は退学になってしまった。 […]
構想10年の末に仕上がった作品だときく。このようなコンセプトを温め続けてきたゲイリー・ハギンズ監督には、「あっぱれ」というしかない。よく今まで正気を保ててこれたものだと思うし、しかも実話がベースになっているというのだから、びっくりだ。舞台となるのは、アメリカ中西部のカンザス・シティ。ここは「ミズー […]
世界各国から選出された、まだ日本では陽の目を見ていなかった作品を一挙上映する恒例企画「未体験ゾーンの映画たち」が、今年も始まった。興味津々のラインナップの中で、ひときわ異彩を放つのが、人呼んで“カナダ殿堂入りのテクノ・スリラー”こと『COME TRUE/カム・トゥルー 戦慄の催眠実験』。アンソニー […]
第41回モスクワ国際映画祭の審査員特別賞、第18回イスタンブール国際インディペンデント映画祭の批評家協会賞などを受賞。若手監督チャン・チーの長編デビュー作(脚本はユー・ビヨウと共同)が、ついに1月20日からシアター・イメージフォーラムほかにて全国順次公開される。 原題は『海洋動物 In Sear […]
全3部で構成されたSF作品。徹底的にアブストラクト(抽象的)だ。「ここがこうだから、こうなって、こうなるんだろうな」的なこざかしい組み立てをしながら観ることなど一切忘れて、画面、セリフ、表情に浸るに限る。観る人の感慨の数だけ正解が存在する作品なのではないか、そんな思いもよぎった。 ホームページの […]