「Lit★V」、周年記念ライブで「Perfo★ism」の魂を受け継ぐ極熱パフォーマンスを披露

 福岡を拠点に活躍している3人組のアイドルグループ「Lit★V」(リットビー)が1月28日、結成1周年を祝う周年記念ライブ「Lit★V 1ST ANNIVERSARY」を、福岡は天神にあるライブハウスBuddyup!にて2部構成で開催。ここでは、1部の後半パート、この日の主役であるLit★Vのライブの模様を紹介したい。

一部前半・Perfo★ismの模様はコチラ

 さあ、1部後半はいよいよ周年記念の主役Lit★Vの登場だ。会場には、前半のゲストPerfo★ismが盛り上げた勢いがそのまま残り、すでにSEの段階から、アンコールのような熱気が渦巻いているが、Lit★Vの3人はそれをさらに加速させる熱血のパフォーマンスで迎え撃つ。

 まずはグループのオリジナル曲「Notyet」を気合入りまくりのダンスで歌唱し、会場をさらに煽っていく。記者にとっては、明里、沙綾についてはリノヒラの印象が強いのだが、当時中学生でチャキチャキしていた動きは、大人になった今、しなやかさを感じるものへと大きく成長しているのが分かる。公演サブタイトルにある“現役”の文字の通り、歌唱の声の通りは見事なものだ(音程は怪しいが……すまん)。

 続く「Fly high」では、彼女たちの気合・気迫に応えて会場の熱気もさらに高まっているが、Lit★Vの3人もそれに負けじと、さらに自分たちの熱量を高めていく。そんな姿を見ていると、彼女たちは確実にPerfo★ismの魂を受け継いでいるのだと感じ、大きな感動が迫ってくる。

 Lit★Vらしい、ちょっぴりグダグダ(すまん)なMCを経ては、前半パートでPerfo★ismも歌唱した「empty」だ。冒頭の“ダダダッ、ダッダダ”からすでに、会場もLit★Vも、もう一段熱気が、気合が、高まっているのが分かるほど。そんな会場の雰囲気を感じつつ、そうだ、コロナ前はこれが日常だったんだ!――たった1曲のコールで喉をつぶし、ライブが終わると拍手しすぎた手は真っ赤に腫れ、翌日は足腰が経たないほどの筋肉痛に襲われ――という感覚を思い出した。

 続く「むかし、むかし」では、まだ熱量が上がるのか! というほどの熱気を会場と一体になって生み出し、最後はタオルぶん回し曲「SUMMER TIME」にて、前半パートでPerfo★ismが魅せた盛り上がりを更新して、本編は終了だ。

 が、これでファンが納得するはずもなく、すぐさま大きな「ぱぁ~ふぉ、りぃ~とび」というアンコールが巻き起こる。それに応えて、ここでは再びPerfo★ismも登場し、Perfo★ism+Lit★Vの8名による「アナトワナ」が歌唱され、今日イチの賑やかな雰囲気を醸成して、周年記念ライブの1部は終了した。

Lit★V X
橘明里 X
岬沙綾 X
泉ここな X
桜衣かれん X