- 2022年11月11日
観る者の想像力を花開かせる、真夏の浅草、路地裏の物語『ゆめのまにまに』
あわただしい日常を忘れさせてくれる作品だ。セリフの“間”も快い。10言うところをあえて7ぐらいにとどめ、残りを観る者の想像にゆだねるような感じだ。 季節は夏。舞台となっているのは、浅草六区の古物店「東京蛍堂」。主に大正時代のグッズを取り扱っている。アルバイトのマコト(こだまたいち)は気ままに毎日 […]
あわただしい日常を忘れさせてくれる作品だ。セリフの“間”も快い。10言うところをあえて7ぐらいにとどめ、残りを観る者の想像にゆだねるような感じだ。 季節は夏。舞台となっているのは、浅草六区の古物店「東京蛍堂」。主に大正時代のグッズを取り扱っている。アルバイトのマコト(こだまたいち)は気ままに毎日 […]
自然や人への愛がひしひしと伝わる一作だ。プロデューサーで俳優の川岡大次郎は、2016 年にテレビ番組の企画で那須塩原に期間限定で住んだ。すっかり魅せられた彼は、「なすしおばら映画祭」を立ち上げ、さらにその映画祭に向けて本作を制作した。2021 年にクロージングで上映された後、全国の劇場で公開したい […]
本作で映画初主演を飾る田中芽衣を迎え、その相手役の田代良一には話題の映画、TVドラマで活躍する飯島寛騎、そして「結婚できない男」「梅ちゃん先生」「特命係長・只野仁」など数々のヒットドラマの脚本を手がけた尾崎将也が書き下ろし、自らメガホンをとった映画「炎上シンデレラ」。 11月4日(金)から劇場公 […]
2019年に90歳で他界した映画作家アニエス・ヴァルダ。いまなおラブコールがやまない彼女が1985年に監督・脚本・共同編集として名を刻む重要作『冬の旅』の、久々の日本における劇場上映が実現する。 冒頭から、いきなり冷え冷えしたショッキングなシーンが目に飛び込んでくる。場所はフランスの片田舎、季節 […]
じっとりとした、重く湿っぽいほどの手応えを感じさせる「サスペンス」であり、さわやかなまでに「バディもの」だ。もちろん基本的にはクライム・サスペンスなので「真の悪者さがし」に関心が向かいがちになってしまうけれど、それにこだわりすぎると木ばかり見て森を見ないことになってしまう。認め合う男の美しさもまた […]
エストニア、オランダ、ポーランドの共同製作(モノクロ)。監督と脚本を兼ねるライナー・サルネは、「エストニアのお伽噺とキリスト教の神話をミックスし創り上げた作品」であると記している。焼き魚、みそ汁、米の飯的な生活をしている者にはいささか遠さを感じさせる題材だが、ここに「ハロウィン」が関わってくるとな […]
あの2人がついに、スクリーンに帰ってくる…!? 昨年7月30日から、1年以上のロングラン上映を行い、国内外で話題をさらった殺し屋女子コンビのアクション映画『ベイビーわるきゅーれ』は、殺しの腕はピカイチ、でも社会にはなかなか馴染めない…そんな二人が成長(したりしなかったり…?)する、楽しさ満載の青春 […]
本日10月28日(金)より、シネ・リーブル池袋ほか全国公開となった映画『月下香』は、グラビアアイドル・モデルとして活躍中の清瀬汐希、そしてファッションモデル・ドラマ・映画・雑誌など活動の場を広めている松井健太のダブル主演で贈る、禁断の恋を描いた作品。 公開初日の10月28日(金)13:50、シネ […]
どんな内容なのか想像もつかないタイトルなのがいい。と同時に、よくこうした発想が浮かぶものだと拍手をおくりたくなる。 不倫ウイルスとはなんなのか。つまり、これに感染すると、不倫したくてたまらなくなるのだ。好きであろうがなかろうが、会ったことがあろうがなかろうが、これにかかると既婚者と恋に落ちてしま […]
「この世」と「あの世」は決して分断されておらず、その間には、いくつもの層がある。そうした層にとどまってしまったひとたちの物語という印象を、個人的にはこの映画から受けた。 登場する中には、2011年3月11日で時間が止まってしまった者もいる。必死に高いところに駆けあがったり、逃げ惑う誰かを助けよう […]