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エンタメ

  • 2023年9月17日

「源氏物語」を現代に再構築した『窯変源氏物語-夕顔-』が上演中。「伝えたいことがたくさん隠されている作品です」(山本一慶)

 朗読・芝居・音楽・歌・舞の一体化によって、「源氏物語」が現代に蘇る――――。  9月15日から、東京池袋・あうるすぽっとにて、山本一慶、岸本勇太、市瀬秀和、舞羽美海による『窯変 源氏物語-夕顔-』が上演中だ。『窯変 源氏物語』とは、橋本治・著の「源氏物語」の現代語による再構築訳。原作は女房の語りで […]

  • 2023年9月16日

世界を歓喜させた「パントマイムの神様」の、知られざる真実に迫るドキュメンタリー『マルセル・マルソー 沈黙のアート』

 今年で生誕100年を迎えるマルセル・マルソー。この作品は、いまなおパントマイムの代名詞であろう彼の実像に迫るドキュメンタリー映画である。「動きと表情で魅せる(言葉を使わない)パントマイムが、果たして映画映えするのだろうか?」と、私は少々いぶかりながら観始めたのだが、それは杞憂だった。  マルソーの […]

  • 2023年9月15日

完成後、パナヒ監督は逮捕された――ヴェネツィア国際映画祭で審査員特別賞に輝く話題作『熊は、いない』

 反骨の映画監督、ジャファル・パナヒの新作『熊は、いない』。彼は1995年の長編デビュー作『白い風船』で第48回カンヌ国際映画祭カメラドール<新人監督賞>に輝いたものの、2010年に映画撮影と出国の禁止をイラン国家から言い渡された。が、それでも彼は作品を作り続け、9月15日から新宿武蔵野館ほか全国順 […]

  • 2023年9月10日

『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』が公開! レジェンド声優が新宿に集まり、もっこりハンマーで鏡開き

 1985年に北条司が『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始した『シティーハンター』。原作の発行部数は全世界で5,000万部を超え、今なお世界中で絶大な人気を誇る漫画界の「レジェンド」だ。  2019年公開の『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』は観客動員数100万人、興行 […]

  • 2023年9月10日

岸明日香「本気でカレー作りました」。料理研究家リュウジも大絶賛した、自身がプロデュースの”ウルトラガーリックカレー”の発売が決定

 グラビアアイドルであり、一流タレントの岸明日香が、念願だった食品プロデュースに挑戦します! 過去の出演番組では、ロンドンブーツの田村淳さんからも料理の腕前を絶賛され「小料理屋を開いたほうがいい」と言われていたほど。  そんな彼女がプロデュースした待望の商品が「岸明日香のウルトラガーリックカレー」で […]

  • 2023年9月8日

「ユダヤ人虐殺」の代名詞的人物が、火葬禁止のイスラエルで死刑・火葬。それに巻き込まれた人々を描く『6月0日 アイヒマンが処刑された日』

 「ユダヤ人虐殺」に関わった最重要人物のひとりがアドルフ・アイヒマンだ。彼は第二次大戦が終わった後に捕虜収容所から脱出、偽名を使うなどして生き延びて、ドイツから家族を呼び寄せてアルゼンチンに隠居していた。現実はいつも権力者や悪者に厳しくないものだと思うが、15年ものうのうとした後、1960年、ついに […]

  • 2023年9月2日

『緑のざわめき』が待望の公開。初日舞台挨拶に「松井玲奈」と「岡崎紗絵」と「倉島颯良」が集結。異母姉をストーキングする複雑な心情について語る

きっと全部、自分に折り合いをつけるための旅生き別れた異母姉妹が手を取り合って、自らの力で居場所を切り開いていく姿を描く  第18回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門に正式出品された、福岡、佐賀を舞台に、3人の異母姉妹が織りなす物語を描いた『緑のざわめき』。本作は、新鋭・夏都愛未監督(『浜辺の […]

  • 2023年9月1日

特集上映「女優菜葉菜特集」、12作品のトークイベントゲストが続々決定

 来る9月16日(土)~10月1日(日)まで、横浜のシネマノヴェチェントにて、女優「菜 葉 菜」の特集上映が開催され、彼女の主演作、出演作あわせて12作品が一挙上映される。  このたび、第二弾の解禁情報として、『赤い雪』の永瀬正敏や『夕方のおともだち』の村上淳など、新たなトークゲストが決定、公表され […]

  • 2023年9月1日

あまりにも不気味な襲撃におびえる2組のカップル! カーアクションも圧巻の古典がリバイバル上映『悪魔の追跡』

 定評ある作品のリバイバル上映は嬉しい。9月1日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで上映公開される『悪魔の追跡』は、1975年のアメリカ映画。「CGなど夢のまた夢だった時代の、スリルと勢い満点の人力演出」、「きわめてわかりやすいストーリーだと思って見ていると非常に驚くに違いない斬新なエンディ […]

  • 2023年8月25日

美貌の皇妃が40歳の決断! 史実とフィクションを交えた斬新かつメランコリックな意欲作『エリザベート 1878』

 宝塚歌劇団や東宝ミュージカルの題材になっていることもあって、日本でも大いに親しまれているオーストリア皇妃エリザベート。彼女をとりあげた作品は枚挙にいとまがないはずだが、この映画は極めてユニークだ。というのは、ほぼ、1878年(日本式にいえば明治10年)の彼女にスポットを当てたテイになっているからだ […]