- 2023年8月23日
ウルリケ・オッティンガー監督の“ベルリン三部作”が日本公開! 『アル中女の肖像』はニナ・ハーゲンも登場する、欧州ロック・ファンも要注目の一作
2020年のベルリン国際映画祭でベルリナーレカメラ(功労賞)を受賞したウルリケ・オッティンガー監督の“ベルリン三部作”と呼ばれる作品が8月19日より東京・渋谷ユーロスペースほか全国順次上映される。内容は、『アル中女の肖像』(1979年)、『フリーク・オルランド』(1981年)、『タブロイド紙が映し […]
2020年のベルリン国際映画祭でベルリナーレカメラ(功労賞)を受賞したウルリケ・オッティンガー監督の“ベルリン三部作”と呼ばれる作品が8月19日より東京・渋谷ユーロスペースほか全国順次上映される。内容は、『アル中女の肖像』(1979年)、『フリーク・オルランド』(1981年)、『タブロイド紙が映し […]
声優アーティストの内田彩が8月6日(日)に東京・新宿ReNYにて、ワンマンライブ「AYA UCHIDA 真夏の感謝祭“How have you been!”」を開催した。2022年1月にアーティスト活動7周年を記念して行われた『AYA UCHIDA 5+2 ANNIVERSARY LIVE ~An […]
アウシュヴィッツの収容所から生還したハリー・ハフト(1925~2007)の半生について、息子のアラン・スコット・ハフトが綴った文章を基に映画化。『レインマン』でアカデミー賞監督賞やベルリン国際映画祭金熊賞に輝いたバリー・レヴィンソンが監督し、ハリー・ハフトを名優ベン・フォスター(『インフェルノ』) […]
「60歳、長編映画10作品で引退」を表明しているクエンティン・タランティーノ監督。秋からその10作目の撮影に着手するとも伝えられているが、「その前に、これまでのキャリアをざっと振り返ってみよう」という方にも「タランティーノという名前は知っているけれど、具体的に何から見ればいいのかわからない」という […]
きっと全部、自分に折り合いをつけるための旅生き別れた異母姉妹が手を取り合って、自らの力で居場所を切り開いていく姿を描く 第18回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門に正式出品された、福岡、佐賀を舞台に、3人の異母姉妹が織りなす物語を描いた『緑のざわめき』。本作は、新鋭・夏都愛未監督(『浜辺の […]
倉庫で働く青年「真司」にとっては、ひとりが日常だった。幼少時を養護施設で育ち、誰にも心を開かず、ノートに自分の気持ちを書くことで毎日を過ごしていた。 その「真司」が、「茉耶」と出会う。はじめて自分を愛してくれる女性。だが、これまでの歳月を徹底的に一人で毎日を過ごしてきた「真司」には、戸惑いが残る […]
「陽子」という42歳の女性が、亡くなった父親の出棺に間に合うよう、ヒッチハイクで東京から青森県弘前市まで向かう。 この筋書きを思いついただけでアイデア賞ものだろう。こんなに交通事情が発達している世の中なのに、なぜヒッチハイクなのか。彼女には友達や仲間と呼べるひとたちはいるのだろうか。そのあたりの […]
うだるような酷暑が続くなか、絶好のタイミングでの日本上映といえるだろう。じわじわと「恐怖」が「涼」を運んでくれるからだ。 『パラドクス』で注目されたメキシコのアイザック・エスバン監督が手掛けたスリラー。13歳の少女「ナラ」が感じた諸々が、彼女の視点から綴られていく。ある日、彼女の妹が不可思議な病 […]
オーストリアのユダヤ系作家、シュテファン・ツヴァイクのラスト・メッセージと言える作品「チェスの話」が映画化された。邦題は『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』。ヒトラーが大きな顔をする時代に、ユダヤ人としてどう生きてゆくか。知性は暴虐を凌駕することができるのか。大いに引き込まれ、考えさせられる作品であっ […]
人間の心は、相手を恋い慕う気持ちは時代や場所によって変わりゆくものなのか、それとも普遍的なものなのか。 そんな問いを穏やかに突き付けられているような気分を覚えた。3つのストーリーからなるオムニバス形式のアニメなのだが、不思議なまでの統一感があり、観ているうちにどんどん惹かれてゆく。 第1話「フ […]