- 2023年4月6日
育児を通じて、人の暖かみを知る。「開眼」した父親と、3歳の娘の物語。『この小さな手』が公開
観る者の性別、既婚者か独身か、誰かの親であるか否かで、感じ方が大いに変わってくる映画であろう。が、作品全体から放たれる眼差しは、春の日差しのように穏やか、そして暖かい。 原作は「きらきらひかる」等の代表作を持つ郷田マモラの同名コミック。イラストレーターの和真、妻の小百合、3歳の娘・ひなを中心に描 […]
観る者の性別、既婚者か独身か、誰かの親であるか否かで、感じ方が大いに変わってくる映画であろう。が、作品全体から放たれる眼差しは、春の日差しのように穏やか、そして暖かい。 原作は「きらきらひかる」等の代表作を持つ郷田マモラの同名コミック。イラストレーターの和真、妻の小百合、3歳の娘・ひなを中心に描 […]
第95回アカデミー賞「国際長編映画賞部門」フィンランド代表、第38回サンダンス映画祭「ワールドシネマドラマ部門」観客賞受賞。フィンランドの話題作『Tytot tytot tytot』(英語にすると“Girls girls girls”)が、邦題『ガール・ピクチャー』として4月7日から新宿シネマカリ […]
累計55万部を突破した大人気小説(原作・凪良ゆう)、『美しい彼』。すでに「シーズン1」「シーズン2」とテレビドラマ化されて好評を集めているが、その続編が『劇場版 美しい彼~eternal~』として4月7日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開される。ドラマ同様、平良には萩原利久、清居には八 […]
ニコラス・ケイジが自分を素材に遊んでしまった……そんな趣を持つ軽妙な一作だ。彼が扮するのは往年のハリウッドスター、“ニック・ケイジ”。最近はどうにも冴えなくて、借金もふくらむばかり。妻とは別れ、娘の視線も冷たい。そんな彼の許に、なんとも怪しい、しかしおいしい話が舞い込む。スペインの大富豪のパーティ […]
重いものをつきつける作品だ。と同時に、観る者の年齢がどうなのかで、感じ方も変わってくる作品だろう。私はやはりどうしても、17歳の愛娘を同級生に殺された両親の側から見てしまう。 ……のだが、これは単に「愛娘を同級生に殺された」話ではないのである。そもそも殺人というのは、相手側にその人を殺したいとい […]
英国Sight&Sound誌が「過去と未来、現実と夢が、同じ地平線を歩いている」と評した作品が、2018年のロカルノ映画祭上映から5年、中国本土での正式公開から2年を経て、ついに日本でも公開されるようになった。 ビー・ガンなどと同じく“中国第8世代”に数えられるチウ・ション監督の長篇デビュー作( […]
フロリアン・ゼレール監督が構想する“家族三部作”の第2部、『The Son/息子』が3月17日より、TOHOシネマズ シャンテほかで全国公開される。原作は、戯曲「Le Fils 息子」。前作にあたるアンソニー・ホプキンス主演作『ファーザー』は第93回アカデミー賞で主演男優賞と脚色賞を受賞したが、今 […]
故・金子勇氏を中心とする、いわゆる「Winny事件」に基づくストーリー。観終わった後、金子氏について調べたところ、筆者と同年代であることがわかった。この事件がなければ、彼は今も自分と同じ時代を呼吸していたんだろうなと思うと、一面識もないのに、なんだか悔しさが増してくる。昭和40年代半ば生まれの者た […]
すこぶる新鮮な一作だった。良い作品は「エンターテインメント」と「エデュケーション」の要素を兼ね備えているものだが、この映画も例外ではない。筆者はもちろんエッフェル塔の存在は知っている。訪ねる機会には恵まれていないが、いろんなところで画像を見る。が、それ以上、とくに何も思いを寄せることのないまま今ま […]
ファッションには不案内な私だが、それでも「マリメッコ」については大体「こんなものだろう」という、ざっくりしたイメージはあった。それが北欧を代表するブランド名であること、その大部分をデザインしたのがマイヤ・イソラという人物であることを、不勉強にしてこの映画で初めて知った。そしてひとえに「マリメッコ」 […]