- 2025年12月16日
映画『シェルビー・オークス』、一本のビデオテープが禁断の扉を開ける。12年前に失踪した少女は今……?
“シェルビー・オークス”とは、アメリカ・オハイオ州の町。だが映像を見る限りでは巨大な廃墟といった感じだ。かつては大いに栄えていたそうだから、ゆえに、その「残骸ぶり」が寂しく、怖く感じられるのかもしれない。ある種「踏み入れてはいけない場」という印象も受ける。 そこに踏み込んでしまったのが、人気ホラ […]
“シェルビー・オークス”とは、アメリカ・オハイオ州の町。だが映像を見る限りでは巨大な廃墟といった感じだ。かつては大いに栄えていたそうだから、ゆえに、その「残骸ぶり」が寂しく、怖く感じられるのかもしれない。ある種「踏み入れてはいけない場」という印象も受ける。 そこに踏み込んでしまったのが、人気ホラ […]
新型コロナウィルスの恐怖が本格的に世界中の人々を覆い始めたのは2020年の春だったと記憶する。一時は、世界が協力してこの難事に立ち向かおうというような姿勢が垣間見えて、「仲良くしようとすればできるんじゃないか? だとすればなぜそれを普段からしないのか?」という考えにもさせられたが、結局なんだかんだ […]
さまざまな驚きで包んでくる一作といえようか。舞台となるのは「地下シェルター」。取り返しのつかない環境破壊により地上は居住不可能となり、生物はほぼ絶滅して、とあるひじょうに裕福な一家が、そのシェルターを得て、毎日をそれなりにつつがなく暮らしている。シェルター内にはプールもあるし、美術好きな母は住みか […]
スタジオケーズとアリスインプロジェクトの合同制作舞台「アリスインデッドリースクール ネクサス」が12月10日より、築地本願寺ブディストホールで上演中だ。 今回は、誕生15年を祝う周年企画となり、演出には初演を担当した松本陽一氏を迎え、より原点(2010年上演)に近い雰囲気にまとめられているという […]
初代『バットマン』のマイケル・キートンが監督・主演・製作を手がけた話題作が12月5日から全国公開される。しかも共演者には『ゴッドファーザー』等でおなじみのアル・パチーノもいる! 二人の顔合わせは意外にも今回が初めてとのことだが、映画の酸いも甘いも知りつくしているに違いない大ベテランの邂逅は、文句な […]
エンディングがすごい。いろんな伏線が収束されて、また新たなカタルシスへと突入していくような感じだ。この兄弟愛の濃さ、ロマンティシズムを、一人っ子である私が実感できるときは永遠に来ないのかもしれないが、そのぶん、あらんかぎりの想像力を動員して、自分はこの結末に向かい合った。 兄のジーハン、弟のジー […]
『フル・モンティ』のピーター・カッタネオ監督が描く一作。舞台は1976年、軍事政権下のアルゼンチン。私はそれを事前に知って、ある程度当時のアルゼンチンについて予習してから見た。とにかく発言ひとつによって、いつ誰が消されるかわからない世の中であることが伝わってきた。 イギリス人の英語教師、トム・ミ […]
2009年にマレーシア・中国・日本合作映画として制作され、その3年後に日本初公開された『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』が、デジタル・リマスターのうえ久々にスクリーン上映される。いまや大物監督であるマレーシア出身、リム・カーワイの初期を代表する一作だ。 モノクロとカラーのコントラストを生か […]
150分を超える長編。描き方がひじょうに丁寧、たっぷりと行われている印象を受けた。とくに前半の幸せな場面はずいぶん念入りに紹介されているのだが、これがあとで利いてくる。主人公の不幸、孤独、他者からの無理解が深まれば深まるほど、前半の幸せな日々が際立ってくる。ああ、やはりこの映画には長い尺が必要だっ […]
2073年の日本を題材にした話題の舞台を映像化した一作。「2073年」など、ちっとも遠い未来ではない。あと48年すればやってくる。ちなみに今から48年前は1977年、ピンクレディーが大ブレイクした頃だ。そのくらいの距離しかない。 さてこの映画で描かれている2073年、日本国民は上級、中級、下級に […]