- 2022年10月26日
生きている者/臨死状態の者/亡くなってしまった者の間に橋を架ける、約150分の意欲作
「この世」と「あの世」は決して分断されておらず、その間には、いくつもの層がある。そうした層にとどまってしまったひとたちの物語という印象を、個人的にはこの映画から受けた。 登場する中には、2011年3月11日で時間が止まってしまった者もいる。必死に高いところに駆けあがったり、逃げ惑う誰かを助けよう […]
「この世」と「あの世」は決して分断されておらず、その間には、いくつもの層がある。そうした層にとどまってしまったひとたちの物語という印象を、個人的にはこの映画から受けた。 登場する中には、2011年3月11日で時間が止まってしまった者もいる。必死に高いところに駆けあがったり、逃げ惑う誰かを助けよう […]
音楽家にスポットが当てられた映画は珍しくもなんともない。だがこの作品は、レコード会社のボス/レコード・プロデューサーが主役という点でいささか趣向が異なる。といってもマニアックなドキュメンタリーではなく、ドラマだ。俳優が、その人物を演じるのだ。しかもそのモデルとなった男=アラン・マッギーは、今なお生 […]
本作で映画初主演を飾る田中芽衣を迎え、その相手役の田代良一には話題の映画、TVドラマで活躍する飯島寛騎、そして「結婚できない男」「梅ちゃん先生」「特命係長・只野仁」など数々のヒットドラマの脚本を手がけた尾崎将也が書き下ろし、自らメガホンをとった映画「炎上シンデレラ」。 11月4日(金)の劇場公開 […]
才人・根本宗子が原作の、映画化不可能とまでいわれていた問題作が完成した。脚本ももちろん根本自身が手掛けている。登場するのは4組のカップル。前田敦子×菊池風磨が演じるデザイナーとヒモ(SNS配信にはすごく熱心)、伊藤万理華×オカモトレイジが演じる彼氏の影響をすぐに受けてしまう女性とフリーター、黒川芽 […]
2020年冬。幡ヶ谷のバス停で寝泊まりする、あるひとりのホームレスの女性が、突然襲われてしまう悲劇があった。非正規雇用や自身の就労年齢により、いつ自分に仕事がなくなるか分からない中、コロナ禍によって更に不安定な就労状況。そして自らが置かれている危機的状況にもかかわらず、人間の「自尊心」がゆえに生じ […]
乙野四方字(おとのよもじ)原作小説の『僕が愛したすべての君へ』、『君を愛したひとりの僕へ』がアニメーションとなり、全国公開中。原作は、2016年6月に刊行された乙野四方字の小説「僕が愛したすべての君へ」、「君を愛したひとりの僕へ」(ハヤカワ文庫刊)。“並行世界”を行き来することができる世界。ひとり […]
現実のむごさをうつしだす作品だ。けっこう繁盛している居酒屋で卑怯なマネージャーからのいやがらせにもめげず生活のために必死にアルバイトをして、どうにか暮らしていた女性が、コロナを理由にリストラされてしまう。どこか別の職を見つけようとしても、そこには年齢の壁がある。やがて住むところも失い、払われるはず […]
タイトルが“七人樂隊”、英語の題名も“Septet”なので、7人組バンドの結成から解散までを追うような物語なのかなと思ったら、快く裏切られた。香港きっての監督7名が、ジョニー・トー監督プロデュースのもと、1950年代から未来まで7つの年代に渡る香港を描くオムニバス映画なのだ。しかも全編35mmフィ […]
スターはひとりで輝きを放っているものなのか、それとも周りの尽力に照らされて輝けるものなのか。これはニワトリ・タマゴ論法にも通じる難しさである。が、確実に言えることは、このドキュメンタリー映画の主人公、ケヴィン・オークイン(オークワン)はアメリカのトップを行くメイクアップ・アーティストとして、名だた […]
2022年9月30日、テアトル新宿にて、映画『ミューズは溺れない』初日舞台挨拶が行われ、主演の上原実矩、若杉凩、共演の川瀬陽太、新海ひろ子、渚まな美、桐島コルグ、淺雄望監督が登壇。シナリオ着手から10年、撮影開始から3年を経て劇場公開を迎えた喜びを語ると共に、撮影の裏話などを明かした。 本作は、 […]